Debian Wineでchrome

2008年 9月 7日

巷を騒がせているchrome。Windows版は試したがやはりLinuxもで実行してみたい。しかし、残念な事にまだLinux版はリリースされていないのだ。だったらWineにWindows版を入れてみようということでやってみた。

さすがに同じ事を考える人はいて、こちらのページでは早速動作しているみたい。

DebianでもできるかとWine HQから新しいWineをインストールしてみるが、どうもDebianのWineバージョンが1.1.1となっている。chromeは1.1.3からでないとダメらしい。packages archiveのページを見てみると、ubuntuは1.1.4まで揃っているのに、Debianのは1.1.1が最新になっている。(メンテナーさんは同じなのに・・・)

試しに1.1.1のバージョンでやってみるが、エラーになってしまい起動しない。1.1.3をソースからビルドするのも面倒くさい。諦めかけた時、Debianにはalienがあるじゃないかと思い出した。sourceforgeにはrpm系の1.1.3が有るだろうと見てみるとやっぱりあった。早速downloadしてalienコマンドに食わせる。

# alien wine-1.1.3-1mdv2008.1.i586.rpm

しばらく時間がかかったが、見事にwine_1.1.3-2_i386.debというパッケージに変身した。というわけでdpkgコマンドで食わせてみる。

# dpkg -i wine_1.1.3-2_i386.deb

問題なく入ったので、起動してみるがどうにもネットに繋がらない。参考にしたページでは動作しているようだけど、何でだろう?