EmacsからWordPressへ投稿

2008年 11月 30日

普段常用しているEmacsからWordPressへ投稿できたら楽であろう。それを実現するのためにweblogger.elを入れることにした。導入するにはこのサイトからcvsで落としてセットアップする。落とすディレクトリはloadパスの通っている所であればよい。自分の場合は~/lispにloadパスが通しているので、以下のようになる。

cd ~/lisp

cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.savannah.nongnu.org:/sources/emacsweblogs co -d weblogger weblogger/lisp  #実際は一行


後は.emacsへ追加。さっきも書いたがloadパスは既存のパスを使えば追加する必要はない。

;;weblogger
(require 'weblogger)

セットアップするには、M-x weblogger-setup-weblog RETとする。最初にホストを聞かれるのでxmlrpc.phpまで含んだURLを指定する。次にユーザ名、パスワードを聞かれるので入力してエラーにならなければOK。

簡単な使い方は以下。

新規投稿 M-x weblogger-start-entry RET

  • 投稿実行(公開)C-xC-s
  • 投稿実行(ドラフト保存)C-cC-c
  • 投稿済みエントリの取得(最後のエントリ)M-g
  • 前のエントリへC-cC-p(表示中のエントリを投稿してから移動するらしい)
  • 次のエントリへC-cC-n(表示中のエントリを投稿してから移動するらしい)

snap14投稿する画面はメールを書いているのと感覚的には変わらない。自分のように普段Emacsを使っていて、しかもメモやアイデアなどを記録しておく専用のブログサイトを持っている人には、いちいちブラウザで書き込む必要もなくとても便利ツールではないだろうか。


Emacs23に乗り換え

2008年 11月 1日

Emacs22から常用するバージョンをEmacs23へ上げてみる。このバージョンはちゃんとフォントのアンチエリアスがかかり表示がやさしくなる。Emacs22と比べてみれば一目瞭然だ。

Emacs22の表示

Emacs23でのアンチエリアス有り

随分前にEmacs23のアンチエリアスは試してみたが、その時は表示は良くても日本語入力などに問題があり実用的ではなかった。久しぶりに試してみるとAnthyもちゃんと動いている。これなら十分実用に耐えられるだろう。

自分の環境は、Debianなので、sources.listへ以下を追加

#emacs23
deb http://emacs.orebokech.com sid main

公開鍵を利用できないとか言われてしまったら登録してしまおう。

# gpg --keyserver hkp://subkeys.pgp.net --recv-keys A20376BEC03C56DF
# gpg --export -a A20376BEC03C56DF | sudo apt-key add -

続いてインストールだ。

# aptitude update
# aptitude install emacs-snapshot

起動は、emacs-snapshotと入力すれば起動する。まだ開発版のスナップショットだからemacs23じゃない。

因みに、emacsへの日本語入力が、anthy-elへ直接渡らない場合には.Xresourcesへ以下を追加すればEmacsの場合はanthy-elで処理させることができる。

Emacs*useXIM: false

hiki-mode.elを導入してみた

2008年 9月 6日

hikiへのメモをもっと楽にしようとemacsのhiki-modeを使用してみた。hikiへはひたすらメモを書いてほおり投げ蓄積するから、いちいちブラウザでページに移動してなんてやってられない。(長いことやっていたが)昔からあるのに、何で今まで使わなかったのかとちょっと後悔。

忘れないように良く使いそうなキーをメモしとこう

  • M-x hiki-index 一覧を表示
    • RET ページを編集
    • R 一覧を再読み込み
    • Q 終了
  • M-x hiki-edit 新規追加
    • C-c C-c 編集した内容を保存
    • C-c C-r 再読み込み
    • C-c C-q 終了